百姓を目指す修行生の世界

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　今日は半日以上かけて埼玉の入間まで鶏のえさの米を買いに行ってきました。約450㎏買いましたが軽トラにはそれ以上積めずまた買いに行くことになりました。畑を半日空けるのはとても勇気がいることで育苗中の苗が枯れていたらどうしようという不安の中のドライブだったので、有機農業の先進地の小川町を通りましたが余裕がなくそのままスルーしてしまいました。次の買い付けの時には道の駅に寄って見学してこようと思います。
　養鶏に関しては産卵箱作りもだいぶ進み、えさも整いつつあるので1歩前進した感じがあります。  

虫食いの小松菜です。意外に思ったのですが直売所で売れます。

大根です。もう収穫できそうです。

ミズナです。ここ数日でかなり大きくなりました。

近々鶏を導入する鶏舎です。  

　今日はクルマルシェの阿栗さんが援農に来てくれました。風邪を引いて寝込んでいた中来てくれて大変感激しました。炎天下のもとカブとチンゲンサイの種まきをして頂きました。途中、のどの渇きを潤すために農業用水をがぶ飲みするアクシデントもありましたが午後3時間も作業して頂きました。大変ありがとうございました。  

　今日はベジタブル鈴木さんのお店へカキ菜と小かぶを初めて出荷しました。カブは完売で追加注文もきました。思い入れが強いだけに嬉しいかぎりです。カキ菜は宮内菜ともいい前橋の宮内さんという方が作り初めて広まったようです。ですのでかき菜は群馬の名産みたいです。自分のカキ菜は修行させて頂いたＳ農園さんから分けて頂いたもので去年の11月に定植したものです。乾燥発酵鶏ふんもＳ農園さんからわけてもらったのでカキ菜も小カブもＳ農園さんさまさまです。ありがとうございます。  

　今日は朝の5時半からカキ菜の収穫、袋詰、直売所（1箇所）の陳列を終え畑に戻ったら7時30分でした。今後は収穫量が増えたり、鶏の世話が入ってくるので4時頃から収穫作業を開始しないと間に合わないみたいです。
　明日は初めてベジタブル鈴木さんの所へ出荷します。品目はカキ菜と小カブです。直売所もそうですか売れるか売れないかかなりドキドキします。
　ところでここ2日はとても暑くまるで初夏のような天気でした。ハウスの中は40℃を超えてしまい夏の果菜の育苗に影響が出るのではないかと心配しています。  

　今日は独立して以来初めて野菜を直売所（2ヶ所）に持っていき販売しました。販売といっても委託販売なので売れなければ売上にはなりません。今までは野菜を栽培することに集中してきましたが、販売にも力を入れなければならない立場なので意識を販売にも向けないといけないのです。収穫、袋詰、店頭への陳列をして畑に戻ると9時30分でした。約3時間は畑仕事ができなかったことを考えるともっと工夫しないと栽培の方に影響が出てしまうかもしれないと思いました。今後は鶏の世話が日課になるのでそうすると朝に作業が集中するので今から朝の作業の流れを体に染み込ませないといけないと思います。朝の5時から野菜の収穫、袋詰、6時半から鶏の世話、店頭に野菜を陳列して8時までには畑に戻って農作業を始めることを目標にやっていきたいと思います。


  

・ホウレンソウ
・カキ菜
・小カブ
・小松菜
・観賞用菜の花
＊小松菜は被覆をしていますが虫に食べられてしまっています。見た目はよくないですが味は問題ありません。
　ここの辺が農薬不使用栽培の難しいところで我慢のしどころです。
＊前回よりカブは大きめです。  

　今日は鶏のえさの準備をしました。自然養鶏のえさの要は自分でえさを配合し緑餌（野草や野菜）と発酵飼料を加えることです。緑餌はあとからでも大丈夫なのでさしあたり発酵飼料を準備する必要があります。発酵飼料も作り方が2種類あって1つは嫌気性発酵（空気に触れさせないで乳酸菌発酵させる。）と好気性発酵（空気に触れさせて土着菌発酵させる。）です。今のところはおからとヌカの好気性発酵したえさを予定していますが、今日は重さを量るはかりを用意していなかったので、おからを保存するためにおからサイレージ（容器におからを詰め込んで空気を抜く）を作って保存しました。おからは腐りやすいのでこうすることであとで使うことができます。  

プラムの花です。

枯れそうだったミニ白菜が急に元気になってきました。被覆していても虫に結構食べられています。

菜の花です。

砂漠のように乾いていた畑も耕うんするとこんなに変わります。  

　畑で作業していると周りからいろいろな動物の鳴き声が聞こえてきます。牛、ウグイス、鳥などです。ここ数日はカエル（いぼいぼの大きいカエル）がゲロゲロと大きく鳴いています。また先日はカラスとトンビ又は鷲又は鷹が上空で威嚇しあい一触即発の状態でかなりの長い時間争っていました。カラスを見ているとおもしろくて、今日はトラクターで畑を耕したのですが、トラクターの後ろを一緒についてきて小動物をおいしそうについばんでいるのです。害虫は食べてもらいたいですが、ミミズは食べないでほしいです。  

　今日はクルマルシェの阿栗君が畑へ見学に来ました。明日前橋の弁天わっせに出店するそうです。当農園のかき菜も販売するそうです。どういう反応がお客様からくるかドキドキします。お客様を喜ばすのか落胆させるのかこの緊張感が日々の作業のモチベーションになっています。

本日の作業
・キャベツの鉢上げ
・畑の耕うん
・葉物の定植の準備
  

・種まき：ホウレンソウ、コマツナ、春菊、人参、ミニ人参
＊定植したレタス、ミニ白菜がここ数日で大きくなってきました。
　少し前までは枯れそうだったのに不思議です。  

本日の作業
・ブロッコリー、コールラビの鉢上げ
・トウモロコシ、チンゲンサイ、小松菜、ホウレンソウの種まき

・夕方からは高崎映画祭で明日から上映される「空想の森」の田代監督、主演男優の宮下さんを囲んでの歓迎会に参加しました。ホストのＫさんの手料理、Ｔさんの自家製ワイン、Ｆ農園さんの梅干他各自が用意した料理や飲み物で深夜の12時過ぎまで楽しく盛り上がりました。有意義な時間を過ごさせて頂きましてありがとうございました。
  

収穫忘れのしいたけです。直径10ｃｍ位ありました。
落ち葉の下に隠れていて見落としました。  

　今日は風も穏やかで久しぶりに春らしい陽気になりました。日中17℃位はいったと思います。このくらいになると頭を悩ませることがあります。保温重視か換気重視かそのみきわめが難しいのです。先先週は初夏の様な陽気で換気を重視したのですが、大風が吹いたり真冬の気候に戻ったりして保温重視に戻しました。そのたびに資材を変えるのは結構労力的に大変で効率が悪かったりするのです。先日定植したキャベツは今日ビニールの被覆資材の中で枯れそうだったので慌ててビニールをはぎ水やりをしてから夕方に通気性のある不織布に張り替えました。今週の天気予報をみると温度が高い日が続きそうなので日中は換気重視で朝晩は保温重視でやるのがよいようです。  

ズッキーニの双葉です。かなり大きいです。  

　最近お米の精米方法を変えてみました。以前はコイン精米所で精米していたのですが、Ｖさんから循環式の精米機の方がご飯がおいしいと言われ早速試してみました。夕飯時にはご飯をラーメンの丼ぶりで2杯（2合半～3号位）は食べられるようになったのでやはりおいしくなったのかもしれません。  

カブの写真です。

・堆肥の積み込み
・チンゲンサイ、レタスのはちあげ
・ホウレンソウ、小松菜、ニンジンの種まき  

　今日ほど雨のありがたみを感じたことはありません。最近の天気で畑はまるで砂漠のように乾燥していて種をまいてもなかなか発芽しなかったり定植した野菜の活着がよくなかったりしたので今日の雨で好転してくれるといいのですが。
　先日定植して状態のよくなかったミニ白菜が回復してきました。一部枯れてしまいましたが日に日に回復し始めました。このまま回復してくれるといいのですが。
　ここ数日で大根、カブ、小松菜の生長が著しいです。少し前までは生育が悪く心配していましたが、やはり自然の力は偉大だなあと思いました。  

4月1日
・ホウレンソウ
・かき菜
・しいたけ
・カブの葉：実よりも葉の方が栄養豊富で、ビタミン、カロテン、カルシウムを多く含みます。
・菜の花（観賞用）
今年の2月に種をまいたカブの間引いた葉です。ホウレンソウとかき菜は去年の秋に種まき、定植したものなので、今年の分で考えると初収穫になります。間引いたものなので実はほとんどないのですが、立派に育った葉に感動しました。というのは、研修を通じて最も感動した野菜がカブだったのでその分思い入れが強かったからです。
正直今まで自分にとってカブは印象の薄い存在でしたが人を感動させることができる野菜だと初めて知りました。
カブのステーキ、カブのスープ（葉も入れる）なんか最高においしいと思います。