百姓を目指す修行生の世界

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　卵の説明書きの写真をマイナーチェンジをするため今パソコンと格闘中です。近日公開予定です。
気分はミュージシャンで、ＣＤのジャケットを自分で作成している感じです。  

・カブ：春は虫食いであまり出荷できませんでしたが、秋は今のところ虫食いもほとんどなくいい状態です。味も甘味が　　　　あります。サラダ、カブステーキ、カブのスープ、葉っぱのおひたし、葉っぱの味噌汁がおいしいです。

・小松菜：春は売れなかったので秋はあまり作っていません。こういう時になぜか注文が多くきています。今端境期で2　　　　　　番手の収穫までもう少し時間がかかりそうです。

・チンゲンサイ：小松菜同様春売れなかったので秋はあまり作っていません。ただ状態は非常によいです。

・ホウレンソウ：4番手が草に負けてしまい５番手の生育待ちです。そろそろブルペンで投球練習を開始しました。

・人参：7月まきの人参がなぜか非常にいいです。それだけに8月まきを失敗してしまい上手く継投できないのが残念　　　　　です。  

　最近キャベツとブロッコリーが収穫できているのですが、ひとつ思うことがあります。例えば、小松菜1袋100円、キャベツとブリッコリー1個150円、ピーマン1袋100円とします。一般的にはキャベツやブロッコリーが高いので儲かると思いますが、自分の実感では一番儲からないような気がします。というのは、キャベツとブロッコリーは種まきから収穫まで2ヶ月半かかり1個収穫したら終わりです。1個収穫するのに多くの面積を必要とし、無農薬でやるには防虫ネットが必須なので作業スペースを確保するため単位面積あたりの収量が少ないのです。小松菜は種まきから1ヶ月くらいで収穫でき単位面積あたりの収量は多いです。ピーマンは収穫期間が長く、1株から何個も収穫できます。単純にキャベツやブロッコリーは1個500円してもおかしくないのに現実はそんなことありません。高原キャベツ1個100円。見た目も虫食いがなく問題なし。これでは有機のキャベツやブロッコリーが出回わらないような気がしてなりません。  

　先日飼っている鶏を処分して、新しく鶏を入れ替えました。入れ替えたといっても新しい鶏を師匠から分けてもらっただけですが。今回の鶏は前の鶏の倍近くえさを食べ卵は半分しか産みません。経営的にはよくないのですが、えさに対する食いつきが非常によく見ているだけで気分がよくなってきます。夕方鶏舎に行くと待ってましたとばかりにえさをくれと騒ぎだすのでついえさをやってしまいます。これからはもっと厳しく甘やかさないようにしないといけないかもしれないです。  

　最近インゲンの注文に応えられずご迷惑をおかけしてすみませんでした。今日久しぶりに収穫しました。収穫してみて気分がよかったです。夏は収穫に追われていい加減に嫌気がさしてきましたが、今の時期は生育がゆっくりしていて追われることがなくリラックスして収穫できました。量は少なめですが明日は出せそうです。  

　最近安中で裏メニューバトルという看板を見ました。また、あるラーメン屋さんでは裏メニューが表示されていて注文できるようになっていました。もしかして今裏メニューが流行っているのだろうか。
　ところで、裏メニューといえば当農園の野菜と卵を使って頂いている定食屋さんで裏メニューを食べる機会がありました。まぐろのカマ焼き、大トロの刺身、原木しいたけ、原木なめこのフライ、なめこ汁、カブのサラダ、旬な食材を使ったお弁当等。どれもおいしく表メニューにあったらなあと思いました。特にお弁当の中のヤーコンのきんぴらと煮物が絶品でした。今後大根とヤーコンが収穫できるので是非使ってもらって食べてみたいです。刺身は宴会用です。お弁当は口コミだけでじわじわ広がっているようです。運動会シーズンは注文が多く入り好評のようでした。自分の食材がおいしく料理されていると嬉しいものです。口にした方はどんな気持ちになるのだろうかと想像しているだけでモチベーションが高まります。